こんにちは。
zuka(@beginaid)です。
いまやカービングターンが主流になっているスキーですが,歴史はとても古く伝統的なスポーツです。「歴史」と聞くと,なんだか勉強のような印象を受けるかもしれませんが,どのような経緯でスキーのスタイルが形成されたかを知ることは,現在のスキーを理解するうえで必須の知識になってきます。
さらに,指導員の取得を目指す皆さんであれば理論の勉強もしなくてはなりません。そこで,スキー教程を参考にしながらスキーの歴史をまとめていきたいと思います。本記事はPart3(現代のスキー)になります。全体のまとめは,以下の記事をご覧ください。
今回はスキーの歴史上で重要な人物をピックアップしていくぞい!
また暗記かー..
まあまあ。そう言わずに,付き合っておくれ。
スキー技術に関する人物
★フリチョフ・ナンセン(ノルウェー)
→グリーンランド横断
★マチアス・ツダルスキ―(オーストリア)
→山岳スキー滑降術
★ゲオルク・ビルゲリー(オーストリア)
→ノルウェーとオーストリアのスキー術を融合
★ハンネス・シュナイダー(オーストリア)
→アールベルグ・スキー術
★アントン・ゼーロス(オーストリア)
→テンポ・パラレルシュブンク
★エミール・アレ(フランス)
→スキー・フランセ
★トニイ・ドウチア&クルト・ラインル(オーストリア)
→今日のスキー
★オイゲン・マティアス(ドイツ)&ジョパニ・テスタ(スイス)
→自然なスキー
★シュテファン・クルッケンハウザー(オーストリア)
→バインシュピール技術
★フランツ・ホピヒラー(オーストリア)
→シュヴィンゲン技術
日本人
★猪谷千春
ダンぺッツォ大会,スラローム2位
★笠谷幸生
札幌大会,70m級ジャンプ1位
★海和俊宏,岡部哲也,木村公宣
1980年代に活躍
★萩原・河野・三ヶ田
アルベールヴィル大会,ノルディック複合団体1位
★萩原健司
世界選手権,ノルディック個人複合3連覇
★河野・阿部・萩原
リレハンメル大会,ノルディック複合団体1位
★船木和喜
長野大会,ジャンプラージヒル1位
★岡部・斎藤・原田・船木
長野大会,ジャンプ団体1位
★里谷多英
長野大会,フリースタイルモーグル1位
★皆川賢太郎
トリノ大会,スラローム4位
★湯浅直樹
トリノ大会,スラローム7位
★葛西紀明
ソチ大会,男子ラージヒル個人
★渡部暁斗
ソチ大会,ノルディック複合ノーマルヒル個人
★平野歩夢
ソチ大会,男子ハーフパイプ
★竹内智香
ソチ大会,女子パラレル大回転
★清水・竹内・伊東・葛西
ソチ大会,ジャンプ男子ラージヒル団体
★小野塚彩那子
ソチ大会,フリースタイル女子ハーフパイプ
★平岡卓
ソチ大会,スノーボード男子ハーフパイプ
その他
★ウル
→北欧スカンディナビアのスキーの男神
★スカディ
→北欧スカンディナビアのスキーの女神
★曾江真澄(日本)
→「立ちソリ」を著者
★間宮林蔵(日本)
→「北蝦夷図説」の著者
★アーノルド・ファンク博士(ドイツ)
→シュナイダーと共に「スキーの驚異」を完成
★テオドール・エドレル・フォン・レルヒ少佐(オーストリア)
→高田,北海道に着任し,日本にオーストリアスキー術を布教
★インスブルック派の人々(オーストリア)
→アールベルグ・スキー術を高速化の点から否定
★ピエール・ギョ―(フランス)
→日本に来日してフランススキー術を布教
★アンリ・オレイエ(フランス)
→日本に来日してフランススキー術を布教
★ルディ・マット(オーストリア)
→日本に来日してオーストリアスキー術を布教
まとめ
お疲れさまじゃ!これにて人物編は終了じゃ!
なんかカッコいい名前の人ばっか!
年号編では,教程に出てくる主な年号をまとめています。
[1] 日本スキーの発祥前史についての文献的研究, 中浦皓至, 北海道大学大学院教育学研究科紀要 84 85-106, 2001.
[2] スキー発達についての研究, 鈴木正, 一橋大学研究年報. 自然科学研究 9 31-66, 1967.
[3] 日本スキー教程, 山と渓谷社, 2018.
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